車についての考え方の変化と現実


 

車業界でよく若者が車に興味が無くなってきているという話を耳にします。

 

 

その理由で多くなってきているものとしてお金は車以外に使いたい、車に興味が無い、責任が発生するなどがあります。

 

しかし、買いたくない理由としてここ数年で一気に増えてきているのが、レンタカーとカーシェアリングです。

 

 

一昔前の車は所有するものという考え方から車は共有するものという考え方へ変化してきているのが理由だと思います。

 

私が社会人になった時は「車=ステータス」というような感覚でした。

 

当然、一括で購入することも出来ませんでしたのでローンを組み、それが働く理由の1つになっていたように思います。

 

 

そこの考え方が大きく変わってしまったように感じます。

 

 

時代は変わっても新入社員で貰える給料は大きくは変わっておりません。

そんな中、当時は無く、現在有るモノとしてスマホがあります。

昔の携帯は連絡を取る道具でしかなかったモノがスマホの登場によりお金の使い方が変わってしまったように感じます。

ふと思えば携帯と言う言葉もスマホに変わり無くなりつつあるように思います。

 

一昔前の趣味はドライブという若者が減ってしまったのもお金の使い道が車から別のモノやコトに変わっていった事が理由かと思います。

 

 

ただ、そうは言っても都会と地方では交通手段も違い車が必要なところもあるのは間違いありません。

 

しかし、地方でも都会のように公共交通機関が発達したとすれば、買わなくなってしまう若者が増えるのは間違いないと思います。

 

理由は車を趣味やステータスで購入しておらず、通勤などで必要だから購入している人がほとんどだからです。

 

 

ただ自動運転技術が更に進化し、それによる付加価値を上手く伝える事が出来れば車に対して若者が持つイメージや考え方を変える事ができるのではないかと思います。

 

ですが、レンタカーやカーシェアは間違いなくこれからも拡大していきます。

 

T社、N社、H社など自動車ディーラーのチャンネルは多いです。

 

 

生き残るためには今までのディーラーとしての考え方や、やり方など大きく変える必要があると思いますし、逆に従来のやり方を変えることの出来ないディーラーの将来は厳しいと思います。