生活のため、家族のため、スキルアップのため、人が働く理由はそれぞれ違うはずです。
ただ、日々の仕事の中でそのような働く理由や目的などはあまり意識をしなくなってしまっているかもしれません。
私自身もそうでした。
しかし、ある頃から自分は何がしたいのか、どうなりたいのかという事がやたらと気になり出しました。
ただ、当時の仕事に不満があったかというとそうでもなかったように感じます。
しかし、当時勤めていた会社で定年を迎えるのかと考えると答えはNOでした。
そのような思いや気持ちの状態で仕事をする事、給料をもらう事に対して耐えきれなくなり退職をしました。
今までお世話にもなった会社ですので再就職先を決めて退職することも自分の中で納得が出来なかったため、ある意味無収入人間になってしまうことの覚悟を決めて辞表を提出しました。
不安は当然ありました。
いくらキレイ事を言っても収入が無ければ食べていく事も出来ませんし、ローンも払えなくなります。
ただ、そういう状況に自分の身を置くことでなりたい自分について真剣に考えるようになり、何となく方向性が見てえきました。
そうは言っても100人同じ考えで行動してしまうと会社は潰れてしまいますが。
ですので今勤めている会社にホネを埋める覚悟を持って仕事をするのも、転職を見据えてキャリアを磨くのもどちらが正しい、間違いは無いと思います。
人それぞれの人生ですし、他人に自身の人生の責任を任せることは出来ません。自分の人生の責任は自分が持つしかないはずです。
若い方もそうでない方も自分を見失わないために周りや上司に言われるからやっている、またやらないといけないからやっている事と自分がやりたいからやっている事のバランスはどうなのか振り返ってみたらいいと思います。
企業人として割合は前者の方がずっと多いのではないでしょうか。
後者の割合が多い仕事の方が幸せではないかと個人的には思います。
また、それぞれ自分がやりたい事・やりたくない事があるはずですので、それについても何故やりたいのか、また何故やりたくないのかを自身で考えてみるのもいいと思います。
どのような場面でも何かの役に立つはずです。