私のバイブルとなった一冊~道をひらく~


 

学生時代は教科書が漫画しか読んだことがありませんでした。

 

今思えば学生時代は教科書という本を使い、先生からたくさんの事を学びました。社会人になってからはどうでしょう。

 

それぞれの分野で仕事を行なっていくためにスキルアップや自己啓発などたくさんの参考書はありますが、それを使って教えてくれる人はいません。

 

研修や講演会で学ぶこともありますが、

基本的には自分自身で学習し知識、雑学、スキルアップをしていくしかないと思います。

 

 

そんな中で私自身の働き方・考え方に大きな影響を与えてくれたのが、

松下幸之助さんの「道をひらく」でした。

 

 

それまでも営業に関する本は其れなりに読んでおり、参考にしたり活動に取り入れたりしていましたが、それらによって私自身、社会人としてまた人間としての考え方まで影響を及ぼしたかというとそこまでではありませんでした。

 

そんな時、たまたま本屋でこの本をみつけ表紙の帯だけ読んで購入しました。

当然、松下幸之助さんは経営の神といわれる方でしたし知ってはいたのですが、今までこの方についての本は読んだことがありませんでした。

 

しかし、この一冊の本は私の考え方・働き方を大きく変えてくれました。

 

人それぞれ感性がありますのでこの本を読んだからといて私と同じような影響を受けないかもしれませんが、少なくとも読んでみる価値はあります。読んで頂いて損になるということだけはまずありません。

 

仕事のノウハウやスキル、マネジメントなどについての参考書は読み切れないほどありますが、社会人としてまた人としての在り方を教えてくれる本はそんなに無いかと思います。中身をすべてお伝えすることは出来ませんが、社会人としての心得、給与をもらっていることの意味が記載されているページを載せさせて頂きます。

 

このページは私の失敗談として述べさせて頂いた内容とまさに同じです。この考え方は読んで以来、まったく変わっておりませんし、働いている以上今後も変わることはないと思います。

 

 

小説ではなく11の題材があり、1つの題材が10項目前後に分かれており1項目が2ページですので読んでいてい疲れることもありませんし読みやすいと思います。

 

最近は電子書籍などで読むことも可能ですが、たまには冊子で読むのも悪くはないと思います。また、冊子ですからブルーライトの心配もありません。

 

私自身、この「道をひらく」に関しては5~6回読みましたし、悩んでいる時や落ち込んでいる時などその時の気分に合った項目を読んで勇気づけられたり、前に進むことができました。カバンに入れいつも持ち歩いていたため少しボロボロになってはしましたが・・・。

 

学生の時に恩師がいたように社会人になってからの恩師は間違いなくこの1冊です。

 

もしそのような一冊にまで出会えていないという方は、「道をひらく」お勧めです。

 

 

 

道をひらく [ 松下幸之助 ]

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