初対面からの距離の縮め方。自分の好きな事・物をうまく活用


自分の好きな事・物をうまく活用

 

営業として初対面のお客様に対応する際、何か心掛けていることはあるでしょうか。

 

 

初対面ですので当然お客様のことについての情報はゼロです。

 

何から話せばいいのか、どう切り出せばいいのか、

どのようにすればお客様の緊張をほぐし、警戒を解けるのか必死に考えると思います。

 

 

ここからは私が営業時代に実施していたことをお伝えさせて頂きたいと思います。

 

 

人それぞれ好きな事やモノがあると思います。

 

 

私はブランド品が好きだったため、初対面でお会いしたお客様の時計や靴・鞄など身に着けているモノをさりげなくチェックしていました。

 

 

 

 

 

お客様自身が身に着けたり所有しているということは少なからず気に入っていないということはないはずですし、どちらかというと気に入っているから身に着けているはずです。

 

そこにまず話題をふっていました。

 

「いいですよね、いいですよね」と持ち上げすぎるとイヤらしくなり逆効果に成りかねませんので、軽く感覚的には挨拶程度で行なっていました。

 

 

それをすることで初対面であっても共通点みたいな感覚になり緊張も警戒も意外とアッサリ解消できていました。学生の頃からサッカーをしていたこともあり、取り入れれるかなと考えたこともありましたが、スポーツは自分の好きなチームがお客様にとっては嫌いなチームということもありますので、会話をしていく中である程度、距離感が近づいたかなと感じてから取り入れていました。

 

 

私はブランド品が全般的に好きであったため、そういったかたちの入り方から距離を縮めていましたが、時計でも靴でもなんでもいいかと思います。

自分が興味もなく好きでないモノについて知識として身に着けようとすると時間もかかりますし、挫折してしまう可能性もあるかと思います。

 

 

このやり方は法人先でも活用でき、非常に重宝しました。

 

 

名刺交換の際の名刺入れやボールペンにネクタイなどなど。

 

 

 

ただ、そうは言ってもすべてのお客様がなんらかのブランド品を身に着けているとは限りません。

 

ノーブランドで鞄も持っていない上に時計もしてないとなるとこの手法は通用しません。

その場合は名刺をお渡しする際に名前だけを名乗るのではなく、出身地・年齢・出身高の3つを付け加えていました。

 

 

慣れないとスムーズにできないのでお渡しする練習は必要かと思いますが、この3つを先にお伝えすることでお客様の方から「同じ高校ですね」「同い年なんですね」などと話してくれるので挨拶後の会話をスムーズに進めることができます。

 

 

同じ共通点や趣味が聞き出せると不思議と緊張感・警戒心ともにやわらぎ初対面なのに初対面でないような距離感にもっていくことができます。