新車購入時・商談時に意外にスルーされてしまう商品、ドアバイザーは必要か


ドアバイザー必要でしょうか?

 

私はディーラーでの営業時代は新車販売でしたが、お客様と商談をする際にいつも疑問に思っていたことがありました。

 

その1つがドアバイザーです。

雨の日などに窓を少しすかせて換気をする際に車内に雨が入ってこないようにする事が一番の役目です。

 

しかし、現在新車で販売している車には当然ですがエアコンが標準装備となっております。エアコンの風が苦手という方以外は通常はエアコンを使用する人がほとんどではないでしょうか。

 

現に私自身、数台の新車を購入してきましたが1台もドアバイザーを取り付けたことはありませんでした。

車のスタイルも損ないますし、何より洗車後の拭き上げの際に窓を少し下げて拭かないとキレイに拭きとれないという手間が嫌でした。

たったそれだけの事と思われる方もいるかもしれませんが・・・。

 

 

スタイルについては装着すると間違いなく崩れます。

 

それを裏付けるようにテレビCMやカタログ・ネットで画像をチェックしてみるとドアバイザーが装着されているものはまずありません。

カタログやCMはその車を気に入って頂かないといけませんので車の角度や背景などスタイリッシュでかっこよく見えるように作成されています。

 

そこからもおわかりの通り、ドアバイザーを装着するとそれらの効果が低下してしまうからです。

また、国産車にお乗りの方はほとんど装着していますが、外国車に乗られている方でドアバイザーを装着している方はほとんどいません。

 

ですが、ディーラーで見積り依頼をするとほぼドアバイザーが含まれた内容になっております。これに関しては国産メーカーのディーラーはどこも差はないと思います。

 

また、ドアバイザーの金額は1万円半ばから高いものになると3万円近くなるものもあります。車自体が高価な商品であり数百万ほどかかってしまうため、その大きな金額の中に紛れ込むようなかたちで1~3万だとピンときにくいのかもしれません。

 

また、何よりもの原因はディーラーの営業の感覚です。

私の勤めていた会社でも誰がいつから言い出したのか「マット(フロアマット)・バイザー・ナンバー枠」はお客様に見積り依頼をされた際の3点セットとなっていました。

そのような感覚、やり方が国産メーカーのディーラーには根付いているように感じます。

 

装着することを否定するつもりはありませんが、私自身お客様と話をして説明していくと必要ないというお客様もたくさんいました。

数百万円の買い物の内の数万円という風に捉えるとイメージがしにくいかもしれませんが、外食や日常の買い物で必要性大でない商品に数万円も支払うでしょうか。

 

ほとんどの方がそのようなお金の使い方はしないはずです。

車の購入を検討する方はオプションについては1つ1つ必要か必要でないかしっかりとご検討して頂きたいと思います。

 

 

 

 

ドアバイザーについて必要性を確認した際に「基本的に皆さんつけられます」などという回答をした営業がいたとすれば、ある意味その営業から購入するのは考え直した方が良いと思います。

 

使い方などを理解してくれた上でその効果を説明し必要か必要でないかを伝えてくれる営業を探し直した方が、購入後も快適で楽しいカーライフを送ることができるはずです。

 

 

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