学生時代は授業や講座によって時間で何をするかスケジュールが決まっていたと思います。
社会人となり営業職に就いて感じたことは怠けようと思えばいくらでも怠けれるということでした。
また、外回りに出れば上司の目も届きませんし、ある意味なんでもありです。
ただ、結果的には実績に表れてしまうのでバレでしまいますが・・・。
なかには営業活動もしっかり行ないサボってもいないのに実績が出ないと悩まれている方もいるかと思います。
直ぐに実績が出せるほど甘い世界ではありませんが、少しでも早く実績をあげれるようになりたいと思っている方は自身の1日の業務内容・スケジュールを一度見直すことをおすすめします。
意外に活動に無駄があったり効率的ではない状態になっていたりします。
例えば外出する時間が午前と午後に分かれており、その間に事務処理などの社内業務を行なうなど。
外出するということは移動時間が発生するということになりますが、その時間に生産性はありません。
そう考えると一度外出しその後会社へ戻り、また外出するって非効率だと思いませんか?
外出するのは午前か午後にまとめるだけで移動時間の無駄を半減できます。
中にはそういった移動していることで仕事をしている感をもっている方もいるかもしれませんが、大きな間違いです。
また、一日の就業時間内で何をしないといけないのか、業務の優先順位をつける事とそれ以外の予定の入っていない時間帯に何をするべきかを作りこむ必要があります。
誰でも商談やアポイントなどは忘れたりすることは無いと思いますが、意外に出来ていないのがそれ以外の時間帯に何をするかです。
それをしっかりと作っておかないと商談が長引いた場合や来客対応で予定以上に時間がかかった時など、その業務が終わったことで気持ちが緩んでしまいその後の業務がダラダラになってしまうケースが多いです。
しっかりと予定を作成しておけば、その日の業務が順調なのか遅れているのかが明確になり、やらないといけない業務に集中することができます。
実績のよい営業に共通していることは時間を無駄にしていないということです。
実績が良いという事はそうでない営業と比べても当然商談数は多く、お客様対応時間は長いです。だからそれ以外の時間を上手くフル活用しています。
人間ですので能力の差は多少あるかもしれませんが、時間の使い方でその差は埋めれるかと思いますし、なにより1日の業務を終えた時の充実感が違ってくるはずです。
まず実践してもらいたいのは自身の活動内容を作成してください。
作成したら商談やアポイントの無い時間に何をするのかを再度確認し、その内容がその日の業務として必要かという事と、設定しているだけの時間が必要なのかを見直します。
意外に多いのは業務内容とそれに必要な時間が曖昧ということです。
よく考えると集中すれば30分ほで終わる業務に対して60分で予定を立てているなど。これだと30分の無駄が発生します。
1日30分の無駄な時間が20日間続けば10時間となり1日の就業時間以上になってしまいます。こんな仕事をしていて営業は向いていない、給料が安いなどとは言えませんよね。
働き方も変わってきており、早朝から夜遅くまで仕事をする時代ではないと思います。
やるべき時間に集中して業務を行ない成果を出し、休日は気持ちよく趣味でリフレッシュしたり家族と過ごしたりできるようになれば営業も悪くないと思います。