物事の考え方、視点を変えるだけで変化すること


 

失敗を振り返り、今後に活かす事は大切です。

 

その時、「なぜそうなったのか」という風に振り返るのではないでしょうか。

 

ある経営者の方が言っていた言葉があります。

「なぜ」とは原因を探すことになり視点が過去に向けられる

 

それを「なんのため」にすると目的になる。

また、「なぜ」では言い訳を考えてしまい先に進めなくなる。

 

言われてみれば確かにと思えました。

 

過去ばかり振り返って改善するより、先々のあるべき姿を想像しながらやるべき事・目的を考えていく方が仕事をしていてもはるかに楽しいし、前向きに働けるはずです。

 

私自身、「なぜ」「なんのため」を比べると明らかに「なぜ」が多かったです。

ただ、「なんのため」にという目的を持って取り組んだ方針やイベントは確かにやりがいが持てていたように感じます。

 

前向きな仕事は自発的な行動や、自身の成長にもつながると思います。

 

 

こういった物事の考え方を持つことができるようになったのは自分の頭の中だけで考えていても無理だったように思います。

会社からの指示でで受けている研修でも無理でしょう。

悩み事を解消したい、解決したいという思いがあれば自ら行動または勉強しないと無理だと思います。

 

特に研修では終わった際に感想としてほとんどの人が「良かった・明日からの業務に活かしたい」などと言います。

 

これについて私は表面上での感想が多いと思います。

研修に参加させてくれた会社に対する忖度的な感想が多いのではないかと思います。

 

 

現に皆さんの周りに良かったという研修内容のテキストを研修後も読み直したり、その思いを忘れないように書面に残したりしている人がどれだけいるでしょうか?

 

結果的に周りから言われたり、指示されたりして受ける研修やセミナーはあまり効果的なものにはならないように思います。

 

ですが、自らのこの問題を解決したいからこのような研修を受けたいという思いで受ける研修はまったく違うものになると思います。

よって、研修もセミナーも参考書にしても自らの成長という前向きな思いや考えが無ければほとんど役に立たないと思います。

 

私は店長に就任して間もない頃に1つの悩みを解決したいという思いからこの本を手にしました。

 

 

私のバイブルになった「道をひらく」のようなインパクトはありませんでしたが、業務を行なっていく上で物事の考え方という点については大きく勉強させて頂いた1冊です。

 


「誰のため?」「何のため?」から考えよう [ 横田 尚哉 ]

 

 


道をひらく [ 松下幸之助 ]