営業のみならず仕事、プライベートなどで相手と時間を約束する際に何時頃や位にという言い方をする人は多いと思います。
私もプライベートでは使っていますが、仕事上においては使っていませんでした。
理由としては、頃や位の感覚は人それぞれ違うからです。
例えば私の感覚で13時頃や位とは13時前後5分以内です。
しかし、人によればそれが前後10分の人もいるでしょうし、前後ではなく、約束時間の手前10分という人もいると思います。
この頃や位は相手の感覚ではなく、自分の感覚から出る言葉だと思っております。
よって、お客様宅を訪問する際に、「13時頃にお伺いします」という約束を取ったとして貴方の感覚は前後10分、しかしお客様の感覚は手前10分だとすれば最大で10分お客様を待たせてしまう事になります。
たった5分、10分という感覚の方もいるかもしれませんが、特にビジネス上では不適切ですし、相手からの信頼や信用にも関わる問題です。
こちらは時間を守っているつもりでも相手からすると約束した時間すら守れないのか。と言う事に成りかねません。
そんな人とビジネスで付き合いたいと思えるでしょうか?
私はNOです。
私は時間の約束をする場合、「13時着で伺いますや、13時にお待ちしております」と言うようにしていました。
また、伺う際は会社を出る前にメールを送ったり、法人であれば電話をしたりする事で約束、時間と言う事に対して信用、信頼出来ると思ってもらえるようにしていました。
また、そうする事でお客様が忘れて出掛けてしまったなどということも防げますし、来店して頂ける時間のズレも少なくなります。
更に、こちらがそういう対応をしていると、お客様が遅れる場合は連絡をくれるようになり、自身の業務のムダな時間を無くす事にもつながります。
特に営業職の場合、お客様との時間の約束は日々あることだと思います。
よって直ぐに実践する事が出来ますので読まれた方は是非、この後から直ぐに取り入れてみてください。
もう一つ、感覚的に商品の値段を聞かれた際に◯◯◯万位やだいたい◯◯◯万です。と伝えている方もいるかもしれませんが、これも辞めた方がいいです。
同じ商品でもグレードなどが分かれており全て覚えきれない場合は1番お求め易い価格の商品が◯◯◯万円からになります。と伝えるか、売れ筋の商品の金額を使い、この商品で売れ筋の物で◯◯◯万円となります。というかたちにします。
高価な商品になればなるほど、位などは使わず正確に金額を伝えるべきです。
これらは続ける事で間違いなくお客様との関係性は変わってきますし、あなた自身のビジネスマンとしての成長にもなるはずです。
よって、ビジネスにおいて頃、位、だいたいは極力使用しない事をおすすめします。