継続はちから、石の上にも三年・・・
ハウスメーカー・自動車ディーラー・飲食・保険などなど
営業職はたくさんあるかと思います。
皆、職でついた時は不安があったりトップセールスマンを目指したいと思ったり色々あるかと思います。
人と話すことが好きな人はさほど悩まないかと思いますが、
人見知りや話すことが苦手な人は色々と悩むと思います。
私自身、某ディーラーへ営業職で入社しましたが人見知りな上に、
人と話すことがあまり得意でなかったため、入社当時は本当に苦労をしました。
同期入社の営業が実績を出していく中、なかなか実績が出せず
勝手に自分は営業には向いていないと決めつけた時期もありました。
そんな中、営業活動に取り入れたのが手書きのハガキと
不在時の訪問活動でした。
現在はLINEなどで気軽にお客様ともやりとりが出来ますが、
私が入社した当時は訪問・TEL・DM・ハガキくらいしかありませんでした。
その中でお客様と直接話す必要がないものがDMとハガキです。
DMはお客様一人一人に思いを伝えにくいので
ハガキをうまく活用できないかと考え、すべて手書きのハガキを
一日5~10枚ほど毎日作成しました。
内容は調子伺いや入庫お礼、イベント案内などでした。
もう一つの不在時の訪問は、ほとんどのお客様も日中は仕事へ出ており
自宅への訪問で会える確率は極めて低かったです。
普通に考えると非効率と思われるかもしれませんが、不在時を狙って訪問し
メモと合わせてチラシなどをポスティングする事を繰り返しました。
そうすることで軒件数を増やすことを心掛けました。
2つとも一方的にこちらから行なう活動で、
提案や情報収集の効果はほとんどありません。
ただ、このスタイルを続けて1~2年で会った事もないお客様が
店を訪ねて来てくれたり、会社へ連絡をくれたりと意外な効果が出始めました。
そういった効果が出だしたのは入社後3年目くらいからだったと思います。
販売実績もその頃から一気に上がり始め、
有り難いことに4年目から支店長になるまでの5年間は
販売実績は社内でトップでいることができました。
実績が出だした頃、お客様からよく言われたのが
「いつも気にかけてくれているから」という言葉が一番多かったです。
会った事もないお客様がわざわざ自分を訪ねて来てくれた時や、
会社に電話をくれ呼び出しでくれたときは本当に嬉しかったし感謝でいっぱいでした。
時代の変化は激しくなっており、数年前は実績を出すことの出来ていた手法が
ほとんど通用しなくなってしまったりと現在の営業は大変かと思いますが、
今後も変わらないのはお客様一人一人に合った活動内容にしていくことだと思います。
楽しさ・安全・安心・快適などすべて重視することに違いはないですが、
その中でもお客様が何を最優先に考えているのかを理解した活動が必要です。
働き方改革などで仕事の効率・効果を求められる時代ですが、
そればかり気にしてお客様目線やお客様に寄り添えない活動になってしまうと
逆に成果も実績も低下するはずです。
今回は具体的な内容ではなかったかと思いますが、
今後具体的な内容にも触れさせて頂きたいと思っております。
ちなみに、人見知り・話すことが苦手という性格は仕事をしていくうちに
少しずつ解消されていきました。
認められる、誰かに必要とされていると感じれるようになってくると
それが自信になり、自分の性格までも変えさせてくれるのかなって。