退職まで営業職か管理職か 今後の人生


 

人生100年時代などと言われていますが、

いまいちピンとこないのは私だけでしょうか。

 

私であれば60年先のことになってしまいます。

ただ、そこまで先のことも見据えて設計を考えていく必要があるのかもしれせんが。

 

私自身、考えてみたことがあるのはせいぜい仕事を退職する時にどうなっていたいかくらいでした。

 

営業職に就いた時は一日も早く仕事を覚えたいという思いから始まり、

慣れてくると

トップセールスになりたい

役職につきたい

店長をしてみたい

部門責任者をしてみたい

というような流れでした。

 

 

結果的に色々な立ち位置で仕事をさせてもらえましたが、自身で感じたことは現場に近い位置で仕事をしている時が楽しかったように思います。

 

そんな中、40歳という一昔前では再就職はほぼ不可能という年齢で退職したのには色々と思いがありました。

 

先ずは残り20~25年ほどの時間を今からの立ち位置で仕事をしていく事が幸せなのか、その時になって後悔はしていないかという思いが強かったです。

 

給与的には他の同年齢の人と比べても明らかに多かったですし、特に不満があったという訳ではありませんでした。

逆にどこかの企業へ再就職したとしても給与的には下がってしまうことは明らかでした。

 

 

営業時代はいかに給与を多くもらうかということが働く目的の中で大きかったですが、管理職についてからはそれ以上にこれから先の社会人としての自分の人生がどうなるのかということが大きくなってきました。

 

また、仕事についても何かを販売するというより人の成長や人の役に立てる仕事がしたいという思いが強くなってきました。生涯を一つの会社で勤め上げることもそれはそれで素晴らしいことだと思いますが人生一回きりです、リスクを恐れてチャレンジしないよりも失敗したとしても自分がやってみたいと思えることに携わりたいという気持ちが強くなっていったのも事実でした。

 

今、20代後半から30代半ばの方の中には結婚して家庭を支える立場や家・マンションを購入して何十年もローンを支払わないといけないという重圧を抱えた状態で仕事をしている人もいるかもしれませんが、ただ本気でやりたいと思えることがあれば私はチャレンジしてほしいと思います。

 

 

また、営業という仕事をしている方は生涯現場でやりたいのか管理職に就きたいのかをしっかりと考えておいた方がいいと思います。

管理職を目指したい方は実績は勿論必要ですがそれと合わせて自身で勉強していくのも必要です。

 

その思いを明確にもっていたらやるべきこともみえてくると思います。

 

一番思う事は、なんとなく勤めてなんとなく年をとっていくというような人生にはしてほしくないです。

 

最後に子供がいる方は自身が今現在勤めている会社に我が子を就職させたい!と思えるようでないとそのまま勤めていても仕事上での生き甲斐というのは持つことが出来ないと思います。

どうでしょうか?

自身の会社に子供を就職させたいと自信を持って言えるでしょうか?

また、独身の方はご家族や友人に自身の勤めている会社について活き活きと話すことが出来るでしょうか?

後ろ向きな発言しか出てこないという方は何に対して不満なのか、どうなれば前向きな発言ができるようになるのか、自身の思いや考えについて見つめなおしてみてください。そのうえで、今後どうするべきかを考えてみるのもいいかと思います。

 

また、それをしないと冒頭述べさせて頂きましたが、自身が退職する時に晴れやかな気持ちにはなれないと思いますし、後悔が残ったままになるかもしれません。

 

その時にそういう思いになっても時間はもう取り返せません。