意外と出来ていない自身の活動予定作成・活動管理による業務効率低下 ~マネジメント版~


 

前回、営業としての予定についてお伝えさせて頂きましたが、では立場が変わってマネジメント側である店長はどうなのでしょうか。

 

これまたほとんどの人が出来ていないのが現状です。

 

営業スタッフに対しては予定を作成させ確認したり指示を出したり出来ていると思いますが、では自身の1日の活動についてはどうなっているでしょうか。

 

出社してから退社するまで無駄のない業務構成になっているでしょうか?

 

一般的には会議や社内の打ち合わせなどは増えてくる反面、商談や来客対応は少なくなってくるはずです。

 

 

では会議や打ち合わせの無い時間帯に何をしているのでしょう。

 

営業スタッフの日報チェックや会議の資料作成など色々と業務量は増えると思いますが、目の前にある業務に対して1つずつこなしているだけになっていないでしょうか?

 

 

また、Aの業務をやっている途中でBの業務を思い出してそちらの業務に移ったり非効率な業務になっていないでしょうか。

 

管理職や店長は営業と比べても責任が増える分、給与も増えるかと思います。

ただ、忘れてはいけないのは責任も給与も増えるのですが、自身は売上に対しての直接的な生産性は営業より少なくなっているということです。

 

その立場の人が自身の業務内容をしっかり作成できていないということは個人的には管理職・店長失格だと思います。

 

また、自身の業務管理もできない人が営業や店舗スタッフなどに指示することはなんの説得力もありませんし、そのポジションは相応しくないでしょう。

 

 

そのようにならないためにも、まずは自身が今日一日どのような業務をするのか営業の活動予定と同じように自身の業務予定を立てることだと思います。

 

管理職・店長は店の中で1番無駄のない業務をしないといけないと思います。

 

ただ、営業と同じように商談や接客をすることで自身の仕事をしているという勘違いはしないようにしてください。

 

会社が求めていることはそのようなことではありません。

 

仮に最前線での売上や利益を求められているとすれば管理職や店長には任命されていないのではないでしょうか。

自身の立ち位置に何が求められているのかを再認識した上でやるべき事を明確にし無駄の無い業務スケジュールを作成してみてください。

 

 

営業スタッフの活動予定は?

 

続いて、営業スタッフの活動予定に対してどのようなに作成していますでしょうか。

営業にすべて任せているのか、すべて指示なのか。

 

私の経験からいくとどちらも上手くいきません。

 

当然ベテラン営業・新人営業などで差はありますが、基本的には商談や接客などその日に外せない業務だけを作成させ、それ以外の時間について営業と一緒に作成することが望ましいと思います。

 

 

ほとんどの人は誰かに指示されたり干渉されたりすることは好きではないかと思います。

ただ、本人が外せないと考えている予定に関しては認めた上でそれ以外を一緒に決めるというかたちであれば営業もストレスになりにくいと思いますし、何よりコミュニケーションがとれます。

 

コミュニケーションは大切と思っていても取り方がわからなかったり、時間が確保できなかったりと悩まれている管理職や店長も多いのではないかと思いますが、予定作成を一緒にすることである程度解消できるはずです。

 

 

また、継続して行なっていくことで、次第に悩みや考え、思いなどの話も増えてきますのでスタッフとの関係も良好な状態になることは間違いないです。

 

コミュニケーションをとらないといけないと急にプライベートな話を聞いてみたり、思いついたかのように気まぐれで話しかけたりこのようなかたちは相手にとってはストレスになる場合もあるということをお忘れないように。

 

その点、今回述べさせて頂きました、

一緒に予定作成はもってこいのやり方です。

 

是非、取り入れて頂きたいと思います。