目的と目標の違い。意外に多い雑な計画展開


 

営業をしていれば利益・売上・受注など色々な目標が設定されるかと思います。

店長やマネージャーから展開がある際に、今月の店の目標は〇〇です。

よってAさんは今月〇〇件の受注と〇〇円の利益が目標です。

ここまでは営業をしている人であればわかると思います。

 

 

ではその目標を達成するために必要な計画は立てられているのでしょうか。

この計画の立て方が中途半端な会社が多いのではないでしょうか。

 

計画は「誰が」・「何を」・「いつまでに」・「どうやって」の4つが必要だと思います。

 

しかし、「誰が」のみの設定しかされていないという会社もあるのではないでしょうか。

 

これでは目標の達成は困難です。

 

 

営業ですのでたまたまラッキーで達成ということもあるかもしれませんが、それは何ヵ月も続くものではありません。

そのような計画性の無い仕事をしていては実績の安定もなくノコギリ実績で苦しむ事になると思います。

 

営業をされている方でこの4つの設定を具体的にしてくれない上司だったとしたら自身で設定するか上司にしっかりと設定をしてもらう事が必要です。

 

また、管理職やマネージャーであればその先の目的を示していく必要があると思います。

 

この目的を伝えていない、また発信していない管理職が多いと思います。

 

自動車ディーラーで例えると車を10台販売するは目標です。

快適なカーライフを提供するが目的になります。

おわかりかもしれませんが、目標にはゴールがありますが、目的にはゴールがありません。

 

 

ただこの目的が明確でない場合、なんのために働いているのかわからなくなってしまう場合があります。

 

またやりがい・前向きな姿勢・自発的行動は目標より目的から生まれることが多いです。

 

退職者、離職者が多いということはこの目的が社員に理解されていない可能性があるのではないでしょうか。

 

もし可能なら職場で上司や幹部の方々に我々の目的は何かと聞いてみてください。

答えが経営理念とだけしか言えない上司であれば私なら不安です。

 

目的と目標の区別すらついておらず売上・利益の達成などと言う答えが返ってきたとすれば私なら今後のに進退を考えます。

 

また昨日述べさせて頂きましたが、目的について上司が言った言葉と行動が「わかる」「できる」「できている」に置き換えた場合、

どの部分に当てはまるか考えてみてください。

 

本質的な部分がみえてくると思います。